TRPGの遊び方の【質】の違い

前から音楽とTRPGって似ていると思っていました。
今回はそんな観点から。
ちなみに僕はジャズ・ファンク系のバンド4つほどやってます。


TRPGって難しいことやっていると思います。
試しにバンド活動に置き換えるとすると


GMが「メロディの全体の感じは作ってきた!」とシナリオを用意して
PLが「よし、各パートアイデア出してアレンジしていくか!」とプレイする感じ。


大体2〜5時間程度で「曲にする」わけです。
PL達のやるPCは「俺今回はこういうリフとかフレーズ入れたい」という主張。


で、最後1曲出来て「おお、今回はいいね!」とか。


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ちなみに、ジャズとかファンクの定番曲やコード一発進行をアドリブで演奏するのも近いです。
更に言えば、こちらのほうが「セッション」としては近いんです。
コンベンションとかで適当に集まってやるのなんてまさにそんなイメージ。
ジャズとかファンクの飛び込みセッションと同じですね。


プレイヤーはアドリブでソロを取ってそれにバックは反応するし。
オープニング、エンディングはテーマを演奏したりわかりやすいし。
フロントマンの動きで終わり方を汲み取って綺麗にまとめたり。


ただ、TRPGのセッションほどフレキシブルにやるには
余りにも高度な技術が必要なんですよね。


結局音楽でのセッションは「お約束」という共通認識が通じる行動か
事前打合せの元でやることになります。
そういう意味ではハンドアウトを使うセッションがものすごく近いですね。
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ん。書いていたら「ああ、ハンドアウトの導入後と前は”質”が違うのか」と思ってしまった。
(ちなみにこのハンドアウト導入以前以後、という括りは正しくはない。
 ただ、説明面倒臭いので適当に汲み取ってくださいw卓のプレイスタイルの違いです)


つまり、「一定時間内に曲を共同アレンジして完成させる」と
「ある程度決まった進行の上でジャムセッションをする」の質の違い。


(ああ、音楽用語ばっかりwwしかもジャズとかインプロビゼーション(即興演奏)
 やってないとわからないww)


なんで気づかなかったんだろう。
そうかぁ。もうやっていること違うんだもんなぁ。しかも余り(僕は)自覚無く。
実際はこの極端な質の違いの中間にあるのだとは思いますが。


なんとなく発見した気分♪