ああ、同じような事思っている人もいたんだ〜

ペテン師の戯言。
http://blog.talerpg.net/rpg/archives/1522/trackback


いつもコッソリと楽しく拝見させてもらっているブログに「戦闘の面白さ」についてのエントリが。

これ、僕も思っていたんですよね。
案外こういう感想の人多いのではないかなぁ〜


で、こういう状況を打破、現状への不満を解決しよう!ってなモチベーションで作ってみたテストプレイ中の自作ゲームの戦闘部分を振り返ってみると…

テストプレイに参加してもらっているPLさんの感想で「麻雀みたい」っていうのがあって、その場では「ふ〜ん、そうなんだぁ」程度だったんですが上のエントリ見て「ああ、なるほど。そりゃこういう方向性になるのも必然か」と納得。

いかん、何も考えずに書いたらオチもなにもない。

同人TRPG「GITEI FR」のIBによる評価

まずは簡易レビューとは別に、この作品に対する僕の評価を出ことにします。
わかり易い形式で箇条書きにした結果かなり上から目線に見えるので気分を害される方もいるかもしれないですが、端的に表現しようとした結果なのでご容赦願います。

GITEI FR
総評:「アイディア盛り沢山の荒々しくも野心的な作品」
点数:7点/10点満点

項目別評価(10点満点)

  • コストパフォーマンス:10点
  • 商品デザイン    : 5点
  • システム      : 7点
  • ワールド      : 7点
  • 読みやすさ     : 6点

講評

・コストパフォーマンス
ポジ
とにかくボリュームに対して価格が安い。
内容量は並みの市販ルールブックレベルにある。
製作サイドの良心が光る。


・商品デザイン
ポジ
パッケージングはシンプルで好感が持てる。
ネガ
タイトル含めパッと見で製品の“売り”が見えない。
白黒コピー紙で良いのでオビを付けるだけで変わるハズ。
また、中身を見てもサラッと見ただけでは何が売りかわからない。
幾らでもアピールポイントがあるだけにもったいない。


・システム
ポジ
トランプを使用するタクティカルなシステムは面白い。
実に斬新かつ挑戦的。抽象化の着眼点が面白く、刺激的なシステム。
随所に様々なアイディアが詰め込んでありデザイナーの気概を感じる。
社会的な束縛がある代わりに多芸になれる「サーフェス」関連のルールはシンプルで説得力のある非常に良いルール。すごい!
ネガ
全体的に判定方法のややこしさなどが目に付く。
設計コンセプトはジレンマを生むゲーム感覚だと思われるがもう少しスマートになるような気もする。


・ワールド(正直流し読みしかしてないので簡単に。)
ポジ
現代異能モノという事で地に足の着いた設定が多い。
「龍」を一貫してキーワードにしていてブレが少なく運用しやすそう。
NPCが魅力的で世界観を上手く表現出来ている。
ネガ
地図や勢力図があると、より想像を膨らませる余地が増えると思う。


・読みやすさ
ポジ
非常に丁寧に書かれていて好感がもてる。
頻出表現の解説や章立ては上手いと思う。
ネガ
システム周りのルールが文章を主体に説明していて頭に入り辛い。
チャートや図、サマリーを逐次読者に対して提示する方が良いと思う。


以上。

「あっ」という間に2009年

どうにもこうにも気が付けば新年。
ろくに記事が更新されていない事がもろバレです。

今年はチマチマと更新できたら…いいな。
ま、相変わらず頑張りませんが続ける努力だけします。

一応今後のネタの忘備録。


1.コミケ75の電源不要感想
  &購入した同人TRPGシステムの簡易レビュー

2.自作オリジナルTRPGシステムの製作日誌

3.最近はじめたキャンペーンのセッションレポート(マヨキン)

4.初めてのコンベンションマスター感想(これは予定)


うむ、リストアップすると恐ろしい。
気楽に…やろう。いや、ホントに。

初めてのコミケ

去年の年末(2008年の12月です)TRPGをやる友人と
コミケいかね?」「行こう」
「うむ」「うむ」
という会話を経て生まれて初めてコミケに行ってみました。

以降は「20代男性(社会人)という目線から見たコミケ」での感想です。

・会場へ行く

本当に無計画に行くことだけが決まったので、なーーーんにも調べたりせず当日に。待ち合わせ場所だけ決めて落ち合った友人とブラリブラリ東京ビックサイトへLet’s GO。

ちなみに友人も同い年の男で、彼は数年ぶりの参加だそう。東京駅からバスが出ているという記憶を頼りにタクシーのおっちゃんにバス停の場所聞いたりして案外スムーズに到着します。

初めて見たコミケ会場の感想
「うわー、人すげぇー。ピラミッド作っている風景にしかみえん」

ちなみに最近の秋葉原みたいに結構ポップな感じの人が多かったです。初日だったからかもしれませんし、到着した時間が12時近くだったからかもしれませんけど。何はともあれカタログ買って入場です。初めて入場が無料だという事を知りました。へへ。

・電源不要エリアへ行く

最近自作でTRPGを作り始めた、ということもありまずは電源不要エリアへ行きます。なにせこんな所は初めてな上にサークルとか知らない&知り合いも居ないのでまさに「一見さん」としてグルリと一周することに。とりあえずの目的は同人TRPGの購入です。(後でコミケにサークル参加したことがある人に話を聞いたら「そういう人はかなり珍しい」とのこと。どうも珍しいらしいです。)

せっかくなので感想をつらつら心の声として出してみます。

  • 「TRPGの出展サークル思った以上に多い!全体的にFEARさんのゲームが多め?」
  • 「おお、コピー本とオフセット本だとやっぱりオフセット買っちゃうね」*1
  • 「字ばっかりだとツライなぁ。絵か図か表なりチャートなりで誌面飾らないと厳しい」
  • 「リプレイ多いなぁー。ハッキリ言ってあまり売れると思わないんだけど…売れるの?」*2
  • 「展示がわかり辛い…。商品説明、もしくはポップが弱い。せっかくのお祭りムードなんだから気持ちを煽ってくれー」
  • 「なるほど。煽り文句自体が少ないか。もしくはキャッチコピー。キャッチされたい…」
  • 「小物が売れるんだなぁ」
  • 「総括して地味?というか販売という行為に対して余り力を入れてない?」

エリアの全体的な印象はこんなんでした。当然頑張ってらっしゃるところも多数ございました。あと、コミケ全体に言えますけど

  • 「売り子の人DSとPSP持っているの多過ぎ」

ってのは否めないかな〜。気持ちはすごくわかりますけどね。

今回の目的であった同人TRPGは何点か購入しました。一応挙げてみましょう、後で簡単にレビューも書こうと思っていますので。

キン肉マンTRPG 廉価版 (新しいRPGをつくる会)¥200*3
・月夜埜綺譚 改訂版 (はるを@浅川河畔スタジオ/月夜埜綺譚製作委員会*4¥1500
・GITEI FR (鳴門音)¥1000
・GITEI RD (鳴門音)¥1000

購入した物はシナリオ集など他にもあるし友人が買った物もあるのですが、とりあえず今手元にあるルールブックはこの4点。結構真面目に読んだのですが、さすがにプレイはまだ出来ていないので簡易レビューという形で感想を書いてみたいと思います。

*1:この表現は正しくなくて実際は「作りの丁寧さ」です。やはり手に取る気になるのは見た目9割9分です。社会人でお金がそこそこある、というのも加味してください

*2:正直2009年現在ですと書店に並ぶリプレイも山盛りありますし個人的には厳しいのではないかと思ってしまうのですが。誰かお詳しい方が降臨されないかしらん

*3:廉価版だとしても破格過ぎです(笑)

*4:公式サイトは2009年1月現在発見することが出来なかったので、作品の紹介のある場所にリンクした

ダブルクロスでシナリオを書く。3

http://d.hatena.ne.jp/IB_1982/20081004/1223137507
のつづき。


ちゃんと形になったんで出しておきましょう。
まずはもう一度ハンドアウト

『雨、消えた死体(仮)』

ハンドアウト

ステージは現代(適当に東京近郊N市)です。

PC1
推奨ワークス/カバー=自由/学生
シナリオロイス:北町 のぞみ 推奨感情=自由/自由

あれは夢だ。
夢であって欲しい。
でも、圧倒的に…生々しい記憶。
そうだ、早く学校に行こう。
すぐに忘れるさ。人を殺した夢なんて。

※OPまでオーヴァードに覚醒していません。


PC2
推奨ワークス/カバー=自由/警察もしくは探偵など
シナリオロイス:円 久幸 推奨感情=信頼/自由

この町で珍しく殺人事件が起きた。
しかも「おまけ」付だ。
噂によると死体が消えてしまったらしい。
おかしな事になってなければいいが…
ともかく相棒と共に関係者の聞き込みに行くしかない


PC3(人数多いとき用)
推奨ワークス/カバー=自由/UGNチルドレン
シナリオロイス:霧谷 雄吾 推奨感情=自由/猜疑心

「この資料をまずはご覧下さい」霧谷のお決まりのセリフが始まる。
しかし今回は少しばかりいつもと違う。
なにか裏を感じる、そんな作戦内容だ。
だが、やるしかない。


PC4(人数多いとき用)
推奨ワークス/カバー=自由/学生
シナリオロイス:アラン・ホールズワース 推奨感情=好奇心/自由

季節外れの時期に転校生がやってきた。
しかもアメリカ人。
おまけに困ったことに隣の席にきた!
どうする、俺!
とりあえず転校生に教科書を見せながら悩むのは最初の一言だった。


※バロール使用可。Dロイスは応相談。
※シナリオ的にPC間で敵対する事がありえます。(ないかもしれませんが)


そいでもってシナリオの内容はこれだ。

・シナリオ概要
元UGN研究者の江西文殊朗は自身の研究によってオーヴァードに覚醒するが
他者の体を乗っ取るという特殊な能力な上に、憑依中は理性がほぼ消えてしまっていた。
結果本能のままに未だに引きずっている10年前にわかれた娘の元に現れることになる。
これに霧谷の策略とFHが絡み奇妙な殺人事件が作られてしまう。
そしてこの事件により偶然PC1がオーヴァードとして目覚める。
更にこれを嗅ぎ付けたUNGアメリ支部のエージェントも干渉を開始。
互いの利害が微妙に一致しない状況は文殊朗の暴走と共に深みをましてゆく。
PC達の選択はどのように事件を動かすのか。


NPCとストーリーラインとプロット


■主要NPC
・ゲスト1【江西 文殊朗】(えにし もんじゅろう)
元UGNオーヴァード能力研究者の男。研究方針の対立によってUGNと袂を分かつ。
自らの研究によってオーヴァードとして覚醒する。
特殊な能力が顕現し、意識体を他者に投影出来るが投影中は理性が消えている。
精神を他者に投影している最中は理性的な行動が取れず、好戦的になる。
(研究が不完全なため、としておく)
データ的には普通のオーヴァードだが、自身には意識がなくエキストラの肉体を動かす。
HPが0になると投影しているエキストラは死亡する。
本人はリザレクトを使う事で侵蝕率は上がるが死亡を回避でき、再び違うエキストラを乗っ取る。
(処理としてはHPを0にすると、エキストラの死体が一つ出来上がるゲストNPC
以下に紹介する北町のぞみの父。妻とは10年以上前に離婚。
娘ののぞみとは離婚の際に分かれることになり、未だに心の片隅で気になっている。
シナリオのキーパーソンで展開によってはボスになる。


・PC1のロイス【北町 のぞみ】(きたまち のぞみ)
PC1と同い年の日本人の女。一般人。
文殊朗の娘。両親は早くに離婚しており、母方の姓を名乗っている。
PC1のOPで文殊朗の意識に乗っ取られたエキストラに襲われる。


・PC2のロイス【円 久幸】(まどか ひさゆき)
中年の日本人の男。一般人。
PC2のバディであるベテラン刑事。
UGNと独自の繋がりを持っている。


・PC4のロイス【アラン・ホールズワース】(あらん ほーるずわーす)
PC4と同い年のアメリカ人の男。オーヴァード。
UGNアメリ支部に所属し、UGN日本支部のスキャンダルを掴むために潜入。
関西弁を使用する。PC1やのぞみに積極的に近づこうとするためPC4と絡む。
場合によってシナリオのボスになりうる。


・ゲスト2【フジコ・ジュネリー】(ふじこ じゅねりー)
FHのエージェントの女。オーヴァード。
UGNからリークされた情報を元に文殊朗を探している。
PC1のオープニングで登場し、文殊朗(が操るエキストラ)を殺害。
調査のため死体を回収する。
ミドルフェイズ以降のぞみの周囲に文殊朗が登場することに気づき
正体を探るため文殊朗が操るエキストラを狩る。
シナリオのボスになる確率が高い。


■シナリオに流れる各ストーリーライン
1.江西文殊朗の暴走
研究の実験体として自身の肉体を使用するが暴走。
潜在的な欲求であった娘との交流を目的とし、北町のぞみの周りに出現する。
ただし、登場の仕方は毎度エキストラに憑依しての登場となるためわかりづらい。
のぞみに近づく者は排除しようとするので戦闘行為が発生する可能性が高い。
なお最終的に文殊朗が助かるかどうかはPC次第。


【ギミック】
PCと同様に侵食率を登場ごとに上昇+リザレクトにより上昇させる。
なお、侵食率が100%を超えるとロイスをタイタスにし昇華しながら復活。
(演出として文殊朗のロイスに憑依し乗っ取る。)
前述のFHエージェントにも狙われているため毎シーン1D10侵食率が上昇するという
処理を行う。オープンダイスで行い、情報がPCに伝わった段階で意味を明示する。


文殊朗を救う模範解答】(ただし随時PL達の意見を取り入れるなるべくそれに沿う)
文殊朗の肉体の所在を突き止め、そこにのぞみと一緒に登場し、精神を本体に入れる。
エキストラは死亡させるかその他の方法で無力化すれば精神が移動するのを利用する。
のぞみに理由を話し、文殊朗にロイスを結ばせるような示唆をすると尚よい。


PC1のハンドアウトに直結したストーリーラインの主軸の一つ。


2.殺人事件
N市では珍しい殺人事件が発生する。
通報者の証言によると通報した後すぐに死体が消えてしまったという。
警察上層部はUGNに確認を取るが関与を否定されたので通常捜査に入る。
真相は文殊朗の能力による被害者であるが、死体はオーヴァードではないため
一般的な捜査を初動にて行うことになってしまう。
ちなみに、死体が消えてしまうのはフジコが文殊朗の能力の正体を知るために
回収しているから。3体回収するとフジコは真相に辿り着きそれ以降死体は回収されない。
なお、PCが文殊朗(が操るNPC)を倒すと自動的にエキストラの死体が出来上がるが
UGNはその死体の回収を拒絶してくる。理由は後述。


PC2のハンドアウトに直結したストーリーライン。


3.UGN日本支部、霧谷雄吾の策略
江西文殊朗の件を上手く処理するためにFHを利用する。
理由は一般人の死者をUGNのエージェントに多量に生み出させてしまう可能性があるため。
後処理がリスキーな上に政治的に美味しくない材料なのでFHの利用を画策。
意図的に情報をFHに流し、かつUGNエージェントに手出しを禁じ後々FHを消すという筋書。
このため、エキストラの死体処理など、この件に関してはUGNは非協力的である。
UGNの力を利用したい場合は霧谷に適切な理由をもって交渉を挑むことが条件。


PC3のハンドアウトに直結したストーリーライン。


4.UGNアメリ支部のスパイ行為
UGN日本支部アメリ支部は旧来より微妙な関係を持ち続けていた。(というGM設定)
表向きは協力的だが、実際のところ互いに目の上のタンコブと思っている間柄。
常にUGN内部でのイニシアティブの取り合いをしている、そんな状況とする。
そんなおり、霧谷が不用意な行動を起こしていることが判明し、すぐさまエージェントが送られた。
それがアランであり、彼の目的はそのスキャンダルを上に報告することである。
PC1が事件に巻き込まれオーヴァードに覚醒した事からPC1を引き込もうとする。
(UGN日本支部へのイメージが確立する前に手駒に引き込む、という方針)
また、PC4がオーヴァードとは知らずに上手く丸めこんで利用しようとする。
最終目的は文殊朗の確保によるスキャンダル立証。(なるべく漁夫の利を狙っている)
アランはPC達が上手く処理しない限り敵対的な行動に最終的にはなる。


【アランを無力化する模範解答】(ただし随時PL達の意見を取り入れるなるべくそれに沿う)
霧谷にアメリ支部の動向をリークし、そちらで交渉をしてもらう。
アランに文殊朗の引渡しを約束し敵対関係を解消する。 など。


PC4のハンドアウトに直結したストーリーライン。(ただし牽引力は低い)

しまった。長い。長いぞ。
もう、これ以上はいいか…

ダブルクロスでシナリオを書く。2

http://d.hatena.ne.jp/IB_1982/20080930/1222785621
のつづき。


所属しているオンラインセッションサークルでハンドアウトを見せたら
「やろう」
ということになり。


ついでに人数が4人に増えたので急遽ハンドアウトを増設。5分で。
ということで、以下のハンドアウトが追加されました。

PC4(人数多いとき用)
推奨ワークス/カバー=自由/学生
シナリオロイス:アラン・ホールズワース 推奨感情=好奇心/自由

季節外れの時期に転校生がやってきた。
しかもアメリカ人。
おまけに困ったことに隣の席にきた!
どうする、俺!
とりあえず転校生に教科書を見せながら悩むのは最初の一言だった。

まずいですねー。適当です。
ついでに全くシナリオのアウトラインすら見えないのでヤバいです。


ということで真面目にシナリオを考えます。
まず、ハンドアウトから推察される設定を整理しましょうw

  1. 普通の死体が出来上がるらしい
  2. それが消えるらしい
  3. UGNは怪しい
  4. アメリカ人が関係者


と、なります。



僕は基本的にひとつの事件を作ってそれを多角的に切ってハンドアウトにするのが好きなので
一つ上の条件を満たすような事件を作ることにします。強引に。


ということで設定をモリモリ繫げていきます。
まずは1と2の原因をUGNのせいにすると3と繋がりますね。
4はとりあえず置いておきます。


あとは1と2に矛盾がない何か事件を設定するわけですがー
これ、悩みました。とっても。で、なんとかひねり出したのが以下の事件。

・シナリオ概要
元UGN研究者の江西文殊朗は自身の研究によってオーヴァードに覚醒するが
他者の体を乗っ取るという特殊な能力な上に、憑依中は理性がほぼ消えてしまっていた。
結果本能のままに未だに引きずっている10年前にわかれた娘の元に現れることになる。
これに霧谷の策略とFHが絡み奇妙な殺人事件が作られてしまう。
そしてこの事件により偶然PC1がオーヴァードとして目覚める。
更にこれを嗅ぎ付けたUNGアメリ支部のエージェントも干渉を開始。
互いの利害が微妙に一致しない状況は文殊朗の暴走と共に深みをましてゆく。
PC達の選択はどのように事件を動かすのか。

困ったのでさらにNPCを増やしましたw
元UGN研究者の江西文殊朗の登場です。
上のシナリオ概要では死体に関して全く触れていないのですが以下のような設定です。

・ゲスト1【江西 文殊朗】(えにし もんじゅろう)
元UGNオーヴァード能力研究者の男。研究方針の対立によってUGNと袂を分かつ。
自らの研究によってオーヴァードとして覚醒する。
特殊な能力が顕現し、意識体を他者に投影出来るが投影中は理性が消えている。
精神を他者に投影している最中は理性的な行動が取れず、好戦的になる。
(研究が不完全なため、としておく)
データ的には普通のオーヴァードだが、自身には意識がなくエキストラの肉体を動かす。
HPが0になると投影しているエキストラは死亡する。
本人はリザレクトを使う事で侵蝕率は上がるが死亡を回避でき、再び違うエキストラを乗っ取る。
(処理としてはHPを0にすると、エキストラの死体が一つ出来上がるゲストNPC
PC1のロイス、北町のぞみの父。妻とは10年以上前に離婚。
娘ののぞみとは離婚の際に分かれることになり、未だに心の片隅で気になっている。
シナリオのキーパーソンで展開によってはボスになる。

ということにしました。
ゲーム的な処理がエフェクトとかに頼っていないかなり変則的な物になっています。
PLによっては怒られそうですねこれ。


…まぁ…いっか。


もうちょっと煮詰めないといけませんが、とりあえず今日はここまでー。
ちなみに文殊朗とかのネーミングセンスに関してはツッコミ禁止だ!